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産後の腰痛予防 ①おむつ替えの姿勢
おむつを替えるとき、こんな姿勢でやっていませんか?
産後は骨盤がゆるみ気味なのでこういう座り方が楽ですが、これだと骨盤の下の方が開いてしまい、腰痛になったりお尻が大きくなってしまったりします。
おむつを替えるときはこんな風に、腰を立てて座ってみましょう。
股関節が柔軟なら両足を伸ばした形でやるといいですが、難しい方は片膝を立てて。お尻の下に小さいクッションを置いて腰を高くするとやりやすくなります。おむつの袋と一緒にクッションを置いておくと忘れませんよ。
産後の腰痛予防 ②授乳の姿勢
産後は赤ちゃんの世話で背中も腰も丸くしがちですが、おむつ替えとともに気をつけた方がいいのは授乳の姿勢です。床の上に座り込んだり、ソファに座ったりすることが多いのではないかと思いますが、この時も腰を立てるのが大事です。
床に座る時はこんな風にクッションでお尻を高くして、さらに赤ちゃんの下にもクッションを入れて背中を丸めなくてもいいようにします。授乳用の三日月型のクッションなどが使いやすいかもしれません。
どんな時も、骨盤を立てて背筋を伸ばす、が大原則です。
仙腸関節を引き締める
腰周り(特に大臀筋)の筋力低下で仙腸関節がゆるむと腰が何となく頼りない感じがしたり、腰痛になったりします。この場合の腰痛は、朝起きた時に痛いけれど、動いているうちにだんだんよくなってくるというのが特徴で、産後の方によく見られます。
対策はお尻にギュッと力を入れたり、仰向けで腰を上げて引き締めること。
腰を上げるのがキツい人はお尻に力を入れるだけでもやってみてください。