歩幅で元気度チェック

歩幅は何で決まるのでしょう。

 

身長は確かに大きな要素です。脚が長い方が歩幅も大きいはずです。

 

でも、それ以上に大きいのは股関節の柔軟性や脚の踏み出し方ではないかと思います。

 

いつも感じるのですが、体操教室の前と後では1歩の長さが確実に違います。股関節が柔軟になると脚を踏み出しやすくなるのでしょう。

脚の付け根から1歩を踏み出すようにするのと、小さく動かすのとでは当然ながら違ってきます。

 

もう一つ大きいのは姿勢です。背筋を伸ばして姿勢良く歩くと歩幅が伸びます。最近の教室では部屋の端から端まで歩いてみるのですが、「普通に近所にゴミ出しに行くように歩く」時と、「おしゃれして栄のデパートの前だと思って歩く」時では歩数が変わるのです。確実に1、2歩少なくなります。

 

別に「姿勢良く」と言わなくても、デパートの前を歩く、とイメージすると自然に姿勢がよくなって歩幅も伸びます。歩幅と姿勢は連動していて、歩幅が小さい人は姿勢が悪い(腰曲がり、猫背、膝が伸びないなど)という可能性が高いのです。

 

 

そして、どんなに股関節が柔軟で姿勢をよくしても、疲れている時は歩幅が小さくなります。体調のバロメーターになるのです。

ここ大事。

 

私がアチコチのブロックを測って、歩幅をチェックしているのはこのためです。小さくなっている時は、気がついていなくても疲れ気味なんだ、と自覚します。

 

ブロックの継ぎ目を確認しながら「あれ、イマイチだ」とか「今日は元気だわ」と思うわけです。

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。