ほのまき体操のできるまで ③セルフケア体操で出発

自力整体を卒業し独立したけれど、体操の名前を決めなくてはいけません。

自分で自分の体調をよくする、ということでとりあえず「セルフケア体操」と名付けて出発しました。

 

始めるに当たって体操のコンセプトを考え、高齢化社会に向けて大事なのはやはり筋肉と関節でしょう、ということで、

「腹筋・背筋・大腰筋、肩甲骨と股関節」をキーワードにしました。

 

腹筋・背筋は体幹部を、大腰筋は骨盤を支える主要な筋肉です。やはり体幹部をしっかりさせるのが肝要であろう、と思ったわけです。

 

肩甲骨(肩関節)と股関節は腕と脚の付け根で上肢と下肢の根元として機能的な重要性は同じだと思いました。ここが硬いと体が機能的に動きませんし、動く度に負担がかかって腰痛や肩こりの原因になります。

 

体幹部をしっかりさせ、上肢と下肢の付け根は柔軟にしておけば、快適な体になるはず、考えたのです。

 

この考えに基づいて解剖図を使って筋肉の解説をしたり、小振りの骨格模型を教室へ持ち込んで体の動きの説明をしたりしました。体の仕組みを理解するとよりイメージしやすいと思ったのです。骨格模型(平たく言うとガイコツ)は可愛らしくて教室でも人気者(?)でしたが、そういうものを見慣れてない方にはちょっとわかりにくかったかもしれません。

 

とにもかくにも、このようにして独立1年目は過ぎて行きましたが、「セルフケア体操」ではない、もっとオリジナリティーのあるネーミングはないかと常に考えていました(続く)。

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