ほのまき体操のできるまで ①始まりは自力整体

さて、ほのまき体操も4年目に入りました。

ということは、始めてからまだ3年しか経っていないのです・・・。

 

4年目に入るに当たって、今までのことをちょっと振り返ってみようと思います。

 

 

15年前に鍼灸マッサージの治療室を開業して間もないころ、矢上裕著『自力整体法』という本に出会いました。「自分で自分の体を整体する」というもので、見た目は体操のようなヨガのようなものでした。著者はやはり鍼灸師でしたが、治療だけでは治らない、自分で筋力をつけるのが大事である、と考えて自力整体を考案されたのでした。

 

私も、毎週治療してもなかなかよくならない腰痛の方がいて、どうしたらいいだろうと悩んでいましたので、是非体験したいとおもって講習を受けに西宮まで行きました。大阪と神戸の真ん中辺り、甲子園球場の近くです。

 

遠くから参加する人が対象の講習で、月に1回土日×3ヶ月、計6日間の講習を春と秋に受けました。二日間何回もやっていると本当に体の感じが変わって来て、これはよさそうだと実感できました。

 

本に載った写真だけではわからない動きもよくわかりましたし、大腰筋についてのお話などは大変興味深いものでした。

 

秋の講習が終わった後、指導できる人はドンドンしてくださいと言われましたし、私もせっかく覚えたのだから広めなくては、と、先輩の紹介でスポーツクラブのスタジオプログラムとして開始。その後、愛知県庁近くの会場で自分の教室を始めました。

 

当時は東海3県に教室が一つもなく、遠くの人でも来られるように名古屋の中心でやろう、と思ったからです。本のリストにも指導員(その後ナビゲーター)として載せていただきましたので、それを見てくる人がたくさんいました。

 

肩こりや腰痛、体力の衰えなど入会の動機は様々でしたが、続けているとどなたも改善して行くのです。これはいい調整法だなあと思っていました(体操、というより体を調整すると言った方がしっくりくるのです)。

 

でも、00年に指導を始めて10年ほどたった2009年で卒業することになりました(続く)。

 

 

 

 

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