タオルを使って背中をほぐす

腹直筋を鍛えるために仰向けに寝てお尻をグイッと上げる、という体操をやっていますが、お尻がなかなか上がらない人がいます。腹直筋の力が足りないとできないのですが、もう一つの原因は背中の硬さです。

 

腹筋を使ってお尻を上げようとしても背中の硬さがそれを邪魔するのです。背中を柔らかくするにはどうしたらいいか。これはタオルの結び目でほぐします。

マフラータオルのような細長いタオルや薄手のタオルに結び目を二つ作ります。背骨を挟むのでほとんどくっつくくらいの感じに二つ。

 

仰向けになって結び目で背骨を挟むように当て、膝を抱えて体重をそこに乗せます。体重の重みでお団子が下から背中のコリを押してくれます。背中の真ん中辺りまでそうやってほぐすとお尻を上げる腹筋がやりやすくなります。

 

※ちなみに、この時に使うタオルはスポーツ観戦の時に使うようなマフラータオル(カットパイルで目のつまった感じのもの)が最適です。生徒さんが「これが一番いい団子ができる」とドラゴンズのタオルを教えてくれました(いや、ドラゴンズじゃないとダメと言う話ではないですよ、念のため)。

そういうタオルがない場合は薄手のタオルやガーゼの手ぬぐいで。分厚いタオルだと結び目二つは作りにくいので。

 

 

 

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